トラブル

バイクで転倒!トラブル時の対処法を予習・復習

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足が痛い。。。

バイク歴15年。
久しぶりにバイクで転倒をしてしまいました。

苔が生えているような路面状況が悪いところを
雨の中走っていたら、ただの直線なのにツルッと・・・。

車が全く走っていない場所だったので後続車はおらず
他人に被害が出なかったのは幸いでした。

路面状況のビビり、
スピードは40kmぐらいしか出していなかったので
骨などは無傷で、たいした怪我はしなかったのですが

それでも、転倒後2週間以上たっても
まだ足首が思うように曲がらず完全には治っていません。

 

この記事では、
久しぶりにバイクで転倒して気が付いた点や
思ったことをお伝えしようと思います。

 

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転倒しても焦らない

焦るけど焦っちゃダメ

私がバイクで走行中に転倒したのは人生で2度目。
立ちごけなら何回も経験している。

だから、転倒したときもそこまで動揺はしなかった。

でも、初めて転んだりしたときはパニックになる人もいると思う

 

何が起きたんだ?
えっ、転んだの?
なんで?
あっ、バイクからガソリンが漏れてきてる!
早く起こさなきゃ!
・・・お、起こせない・・・!?
どうしよどうしよ・・・急がないと後続車が来ちゃう・・・!

 

みたいな感じになるかもしれませんね。

 

でも、まずは落ち着こう。

 

自身や周囲の安全を確保したうえで
バイクを安全な場所へ移動しなければいけませんが
焦っていると、バイクを引き起こせなかったりします。
 

 

焦る

バイクが起こせない

余計に焦る

余計にバイクが起こせない・・・

という悪循環にハマってしまう可能性があります。

 

すでにバイクに乗っている方は
免許取得時にバイクの引き起こしを習っているはずなので
冷静にやればバイクは必ず起こせるはずです。

バイクを引き起こすのに必要なのは
パワーではなく、ちょっとしたコツです。

ただ、免許を取った後は
バイクを実際に起こすことってあまりないと思うので
このちょっとしたコツのことを忘れてしまいがち。

焦っているならなおさらです。

 

だから、

バイクで転倒した時は
まず自身や周囲の安全確保。

そして、落ち着きましょう。

 

バイクの引き起こしを復習しよう

あれ?倒れたバイクってどうやって起こすんだっけ・・・?

身体の状態ヨシ!(足痛いけど…)

周囲の安全ヨシ!(山の中だから全く車が通らん…助けも期待できない)

バイクのエンジン切れてるからヨシ!(ガソリン漏れ出てるけど…)

 

ということで、

次はバイクを安全な場所へ移動させるために
倒れたバイクを起こさないといけない。

 

バイクの引き起こしなんて何年ぶりだろう・・・

でも、バイクの引き起こしなんて余裕でしょ!

 

と思って挑戦してみたものの
足が痛くて踏ん張れなくて苦労した。

 

引き起こしをやりやすくするために
フロントブレーキをかけてタイヤが回らないようにしたいけど
ヒモなどを持っていない・・・。

フロントブレーキレバーとハンドルを
グローブに突っ込んで何とかブレーキをかけた状態にでき
引き起こしすることができた。

 

足の痛みで踏ん張れなかったとはいえ
久しぶりのバイクの引き起こしに苦労したので
家に帰ってきてからバイクの引き起こし方法を復習してみた。

今はとてもいい時代で、
Youtubeに、バイクの引き起こし方法を教えてくれる動画があった。

とても分かりやすかったので
バイクの引き起こしを復習したい人にはこの動画はお勧めです。

 

 

私もこの動画を見て
「あっ、バイクに体を密着させられてなかったかもなー。。。」
と、勉強になりました。

バイクの引き起こしってあまり実践する機会がないので
いざという時のために、たまに復習しておくのをお勧めします。

基礎の復習は大事だということを
実際にバイクで転倒して痛感しました。

 

バイクは動く?動かない?

家に帰れるだろうか・・・?

バイクの引き起こしに成功し
安全な場所へ移動することもできた。

次の問題は、バイクは動くのか?
自走は可能か?

 

バイクの転倒時によくあるのが
クラッチレバーやブレーキレバーなどの
レバー類の破損。

 

MT車のバイクの場合、
クラッチレバーが折れてしまうと
クラッチ操作が一切不可能になってしまうため
自走で帰るのは厳しいです。

だから、クラッチレバーの予備をバイクに積んでおくという人は多いです。

 

私の場合、
今回の転倒ではクラッチレバーは無事でした。

 

でも・・・

 

左側のステップを固定しているパーツが破損し
クラッチ操作ができない状態でした。

この状態だとステップが地面に当たって走れないので
車載工具を使ってシフトロッドとステップを外しました。 

 

車載工具でステップを外した状態

 

残りの問題は
シフトチェンジができないこと。

エンジンをかける前に手で3速までシフトチェンジさせ
3速固定で走ることにしました。

 

私のバイクは400ccなのですが、
発進にだけ注意すれば何とか自走は可能でした。

交通量の多い道に出る前に
交通量の全くない山道で本当に走行に問題ないかも確認。

ただ、左足を置く場所はないので
地面にすらないように注意しつつ
宙ぶらりんの状態で1時間かけて家まで帰りました。

 

私の場合は自走が可能でしたが
バイクの破損状況が自走ができないレベル・・・
もしくは、自走できそうだけど不安という場合には
ロードサービスでレッカーの要請などをする必要が出てきますね。

 

バイクの任意保険にはロードサービスが付いていることが多いので
必ず、保険証書はバイクに積んでおきましょう。


 

バイクに積んでおくといいと思ったもの

あれを積んでおけばよかったな~…。

久々にバイクで転倒したことで
非常事態に備えて積んでおくと便利かも
と、思ったものがいくつか出てきたのでご紹介します。

 

  • タイラップ
  • クラッチレバーの予備
  • 折り畳み式の三角停止版
  • ブレーキレバー固定用の輪ゴム

 

タイラップは破損した部品を固定するのに便利。
あるといろいろ応用できます。

クラッチレバーは転倒時に折れやすいのに
折れると走行が困難になるので常備しておきたい。

三角停止版も二次被害防止のために載せておきたいですね。
調べてみたところ、コンパクトなものもあるようです。

私はグローブで代用しましたが
タイヤを固定するためにブレーキレバーをかけたままにできるような
輪ゴムのようなものがあると便利だと思いました。

 

その他、転倒で学んだこと

あっ、そうなんだ・・・。

その他にも、
今回の転倒でいくつか学んだことがあります。

 

バイク用品は何だかんだですごい

今回、私は比較的軽傷で済みましたが
それはバイク用品を着用していたからだと思います。

私の転倒時の装備と損傷具合は

  • SHOEIのヘルメット(ちょっとした小傷)
  • バイク用のメッシュジャケット(汚れ)
  • バイク用の革グローブ(汚れ)
  • ただのズボン(膝部分が破れ血まみれ)
  • バイク用のブーツ(汚れ)

 

ご覧のように、
バイク用品ではないただのズボンは破れて膝を負傷。

メッシュジャケットはプロテクターを外していましたが
生地が丈夫なためか破れなどは一切なしで怪我もなし。

今回の一番の負傷は足首で
いまだに完治はしていないのですが
骨には異常はありませんでした。

正直、足首の腫れはかなりひどく
痛みもかなりのもので数日会社を休んだくらいだったので
最低でも骨にヒビは入っていると思っていました。

お医者さんからも

「転倒した時どんな靴はいてた?」

と聞かれたので、
骨に異常がないのはお医者さんからしても驚きだったのだと思います。

つまり、それだけバイク用品はライダーの体をしっかりと守ってくれるということ。

これを気に、バイク用のプロテクター付きのズボンも買おうと思います。

 

必要なら自分からしっかり助けを求めよう

これはちょっと悲しい事実なのですが・・・

意外と、バイクが転倒していても
通りすがりの車は止まってくれないということ。

 

実は今回、バイクを引き起こしている最中に
2、3台くらい車が通り過ぎて行ったのですが
一切止まってくれませんでした。

 

いや、私自身、
自分だけで何とかしてやろうと思っていたので
それは問題ないんです。

人見知りだから、止まってもらうと逆に困る。

 

ただ、もし助けが必要なら
自分からしっかり助けを求めないといけないんだなと思いました。

 

今回の私の事例の場合、
派手な事故ではないので

車の運転手側からすると

「ライダーも動いて無事そうだし大丈夫みたいだな。」

と考えて素通りしたのかもしれません。

 

また、私が今回転倒した山道は
よくバイクの走り屋が飛ばしている場所なので

「ざまぁみろ。自業自得だ。」

と、思われたのかもしれません。

 

だから、場所によってはライダーに冷たいこともあるのかもしれません。

 

どちらにしろ、
助けが必要だと感じたら
受け身ではなく、積極的に助けを求めるようにしてください。

 

まとめ

もしもの時に備えて
予習・復習や
必要になりそうなものをバイクに積んでおこう。

 

そして何より、転ばないように安全に注意を払ってバイクを楽しもう。

 

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